大分県国東市に全長11メートルの巨大なアヒル「ラバーダック」が登場しました。巨大なアート作品が大分県国東市にお目見えした目的は?
(高橋宏明記者)「国東市の山あいの池に登場したのが、巨大な黄色のアヒルです。プカプカと浮いていて、近くで見ると迫力を感じます」

国東市国東町の迫池に設置された「ラバーダック」は、現在開催中の国東半島芸術文化祭のメインイベントの一つとして展示されています。
この作品は、オランダ人アーティストのフロレンティン・ホフマンさんが「世界にボーダーラインはない」というコンセプトで2007年に制作。高さ9.5メートル、全長11メートルの巨大なアート作品です。
15日からの一般公開を前に、14日はラバーダックの設置作業が行われました。ラバーダックはこれまでヨーロッパやアジアなど世界各地を巡回し、国内での展示は大阪、広島に続き3か所目、九州では初めての展示となります。

(見に来た子ども)「小さいアヒルしか見たことがないので、大きくて楽しいし、盛り上がります」「進撃の巨人みたい」
(国東半島芸術文化祭実行委員会・松井督治会長)「予想以上に、大きくてかわいいです。世界中で愛されるこの大きな黄色いアヒルに会いに来て、国東半島芸術文化祭のさまざまなプログラムを体験してほしい」
期間中は展示会場近くでラバーダックの限定グッズが販売されるほか、休日は会場と大分空港を結ぶ無料のシャトルバスも運行されます。
展示は15日から11月30日までで、午後8時まではライトアップも楽しめます。














