皇居や御所を守る皇宮警察の消火活動の競技会が10年ぶりに行われました。

きょう(14日)午前10時ごろ、皇居・東御苑で行われたのは皇宮警察の消火活動の競技会です。

皇居などを管轄する皇宮警察は管内に歴史的に重要な建物が多くあり、火災予防に重点を置きつつ火災が起こった際、初期消火を務める「警防係」が設置されています。

競技会では4つの護衛署からそれぞれ4人が1チームとなって、装備の装着や消火活動の正確さや速さが競われました。

皇宮警察の直江利克本部長は、「先人の意思を受け継ぎ、警防任務の重要性を強く認識するとともに、その活動に関する基本的技能をしっかり身に付け、対処し得る態勢を常に確立しておかなければなりません」と話しました。