クリスマスが近づくなか、この週末、世界各地でにぎやかなイベントが繰り広げられました。

ドイツ南部ミュンヘンの街中を行進するのは、500年以上前から悪霊払いの大役を果たしてきた怪物「クランプス」です。

サンタクロースのモデルとされる聖ニコラウスの付添い役で、悪い子にお仕置きをするとも言われていますが…

見物客
「この子がクランプスの大ファンなの。この2年間、連れてきてあげると約束していたんだけど、新型コロナで実現しなかったので、今回が初めてよ」

沿道に集まった子どもたちにも人気のようです。

一方、こちらはアメリカ。北東部メイン州では、250人を超えるサンタクロースたちがゲレンデを滑走しました。毎年恒例のこのチャリティーイベント、日本円でおよそ100万円が地元の子どもたちの教育関連基金に寄付されたということです。

ハンガリーの首都ブダペストでは、おなじみの「ネイキッド・サンタ・ラン」が開催されました。

氷点下に近い寒さも何のその。上半身裸やへそ出しスタイルで歌ったり、踊ったり、腕立て伏せを挟んだりと、身体を温めながらランニングを楽しむのが特徴で、参加費は障害のある子などを育てる家族を支援する団体に贈られるということです。