自民党県連は13日、公明党の連立離脱を受け、空席となっている衆議院広島3区の支部長に、比例代表の石橋林太郎議員を選ぶよう党本部に要請しました。

自民党県連の中本会長代理は、石橋議員と一緒に党本部を訪れ、鈴木幹事長と古屋選挙対策委員長に面会しました。

衆議院広島3区では、6年前の参院選をめぐる大規模買収事件をきっかけに、自公連立政権のもと公明党の斉藤代表が、過去2回の選挙で3区の「与党統一候補」に選ばれてきました。

一方で、自民党の石橋議員はいずれも比例代表に回り、3区の支部長は空席のままとなっていて、県連は石橋議員を支部長にするよう繰り返し要望してきました。

自民党県連 中本隆志会長代理
「今回、自民党と公明党と連立解消ということで、これ以上、支部長に彼をしない理由はどこにもなくなった。まずは支部長にしてくださいと。そこがないと始まりませんと強く言ってきて、きょうは更に強くお願いして文書で提出してきた」

中本会長代理によると、要請に対し鈴木幹事長は「なるべく早く支部長に選任するべく手続きを進めたい」と話したということです。