大分県は、福祉施設や団体などを対象に、使用期限が1年以内となった食品や日用品などの災害用備蓄品の無償配布を始めました。

県は災害に備え、県内22か所に日用品や食品を備蓄しています。今回、備蓄品の入れ替えに合わせて、使用期限が1年以内となったものを13日から無償で配布することになりました。

県庁本館では、準備したおむつや生理用品などを、県職員が福祉施設や団体のスタッフに手渡しました。

(居住支援法人スタッフ)「高齢者のパンツとか赤ちゃんのおむつなど、すぐに必要なものなので、ありがたく使わせていただきたいと思います」

(民間学童保育スタッフ)「支援で集めようと思っても、なかなか費用がかかるので、とても助かります」

14日は県社会福祉介護研修センターで、コメやレトルトカレーなどおよそ3万食が無償で配布される予定です。