広島県内の各地区で予選を勝ち抜いた中学校が全国大会の切符をかけタスキをつなぐ中国中学校駅伝が16日に東広島市で開催されます。

有力校を2日に分けてお伝えします。

熊野東中学校

去年、5人でタスキをつなぐ女子の優勝を飾ったのが熊野東中学校です。

優勝メンバーのうち3人が残っていて今年も優勝候補として注目されています。

チームを引っ張るのは唯一の3年生で去年アンカーとしてフィニッシュテープを切った佛圓真帆美さん。

背中の後ろで両ひじがくっつくほどしなやかな身体から繰り出すダイナミックな走りで2年連続の区間賞を狙います。


佛圓真帆美
「ライバルにもしっかり勝てるように。去年の自分に負けないというのは意識してます。ガツガツいって耐えるっていうのは結構好きな方なんですけどやっぱり相手もいるし、冷静にいくし、ガツガツもいきたい」

熊野東中学校は男子も実力のある選手がそろい優勝候補の一角となっています。

高屋中学校

男女でアベック優勝を狙っている中学校は他にもあります。

東広島市の高屋中学校です。

女子のエース・檜山果子さんは去年の大会で2年生ながら各学校のエースが集う女子の1区で終盤まで先頭で引っ張り区間3位の走りを見せました。

個人では2年連続1500mで全国大会に出場した実績と「仲間と駅伝で全国大会に出場する」という思いで快走を誓います。

檜山果子
「自分の強みは長い距離が得意なのと、ラストのスパートが効くことです。まず1区で自分が区間賞とって、いい流れをつくって仲間に渡したいです」

優勝候補として注目されている女子チームに男子チームもだまっていません。



堀凌多
「女子はチームとしてまとまりがあるので、優勝してくれそうだなと思います。女子が先にスタートするので女子に優勝してもらって、男子も優勝できればベストかなって思います。」



14日のスポーツコーナーでは女子が広島市の予選を1位で突破した江波中学校を紹介します。