福岡県はインフルエンザの感染が拡大し、今後大きな流行が発生する可能性が高いとして、インフルエンザ注意報を発表しました。

福岡県によりますと、11月9日までの1週間に報告されたインフルエンザの感染者は定点あたり12.8で、前の週の1.5倍となりました。

定点あたりの報告数が基準値の10を超えたことを受け、県は13日、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いとして、インフルエンザ注意報を発表しました。

また、地区ごとにみると、大都市を抱える福岡地区と北九州地区の報告数が多くなっています。11月3~9日の定点あたりの報告数

福岡地区 : 14.76
北九州地区:14.41
筑後地区 : 6.95
筑豊地区 : 6.67

県は手洗いの徹底や適切なマスクの着用、咳エチケットなど基本的な感染症対策のほか、早めの予防接種を呼びかけています。