高鍋商工会議所が生命共済の加入者に送金する配当金で、2014年から2022年にかけて未払いがあったことが分かりました。未払い分は加入者にすでに送金されています。
高鍋商工会議所によりますと、生命共済は民間の保険会社が運営し、1年間の余剰金を配当金として加入者に還付していて、掛け金の収納と配当金の送金業務については商工会議所が担っています。
未払いが確認されたのは2014年から2022年までの配当金であわせて1107万円。
商工会議所は今年7月、加入者126人に通知し、配当金を送金しました。
配当金の未払いは、事業を担当していた元職員がさまざまな保険商品の未回収となった掛け金の補填などに流用していたことが原因で、私的流用は確認されなかったということです。
元職員は2010年から1人で共済事業を担当し、おととし6月に退職。
不正な会計処理で不足した1107万円は弁済し、商工会議所は刑事告訴を見送っています。
今回の不正会計を受け、高鍋商工会議所は県の立ち入り検査を受けたほか、元職員の前に事業を担当していた専務理事を解任しました。
高鍋商工会議所は「組織がチェック機能を果たせていないなど不適切なところがあった。今後、チェック体制の強化に努める」としています。
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