当時のことを話すのは辛い それでも…

二度も戦争に巻き込まれた友田さんは「なかなか話しにくい、色々体験しているからね」と、当時を振り返ることがいまも辛いと話します。

それでも、子どもたちが同じ経験を絶対にしてほしくないと、証言活動のために力をふりしぼっています。

真剣な表情で聞く子どもたちの姿に、友田さんは「いじめたりせずに頑張って、仲良くしてくださいよ」とエールを送りました。

袋町小 今岡葵馨さん(12)
「この証言や学びを、ただ私にとどめておくだけでは無く、原爆の被害を風化させないために、未来へと繋いでいきたいです」
袋町小 大下恵里奈さん(11)
「これから産まれてくる被爆者がいない世界の人たちのために、原爆はもう二度とやったらダメだという証言を残していきたいと思いました」