善意と悪意が入り混じるSNS上の情報
学校に子どもを通わせる保護者にとっては、地域の不審者情報は子どもを守るために重要な情報だ。子の安全と親の安心のため、そうした情報を速やかに保護者に知らせることは、学校に課せられたルールとなっている。
ただ今回のケースでは、結果的に元の情報自体が事実ではなかった。さらに、情報に乗じた根拠のない外国人差別が紛れ込んで拡散された。保護者を不必要に混乱させたと言わざるを得ない。
子どもと親のための善意の情報に悪意が紛れ込んだ今回のケースは、SNS時代の情報の受け取り方の難しさを示している。














