宮崎県西都市出身の歌手で「みやざき読書アンバサダー」を務める米良美一さんによる読み聞かせと歌のコンサートが宮崎市の特別支援学校で開かれました。

宮崎市の明星視覚支援学校を訪れたのは、西都市出身の歌手、米良美一さんです。

イベントは、すべての人が文字や活字の文化に触れられる社会の実現を目指す「読書バリアフリー」を広めようと県が実施。

読書のよさや楽しさを伝える県の「みやざき読書アンバサダー」を務める米良さんが児童生徒を前に臨場感たっぷりに絵本を読みました。

(児童)
「(米良さんの声が)体に響くような感じだった」
(生徒)
「読み聞かせという声に、ピアノが付くことによって(内容の)入り方が違う」

(みやざき読書アンバサダー 米良美一さん)
「新しい本を何冊も読む必要は私はないと思う。自分が気に入った、ちょっと心に引っ掛かった分野のものを読み深めていかないと。読書を深めるというのは、とても重要なことで、言葉の力がさらに増すと思う」

12日は童謡や歌謡曲なども披露した米良さん。今月27日にも都城市の特別支援学校でコンサートを開くことにしています。