仙台市のじもとホールディングス傘下のきらやか銀行がきょう、中間決算を発表しました。前期比で増収増益の黒字で、通期予想でも黒字を見込んでいます。
また、復配するとしていたホールディングスの普通株式の配当については中間配当は見送り、期末配当に一本化するとしています。
きらやか銀行 西塚英樹 代表取締役頭取「確実に前に進んでいるという認識でいる」
きらやか銀行がきょう発表した今年4月から9月までの中間決算は、経常収益が
95億5700万円で、前年同期比7.7%増。経常利益は10億7300万円、
中間純利益は10億100万円と、増収増益となりました。
貸出金の利息や有価証券の利息配当金の増加などが主な要因です。
通期の予想では経常利益7億円、当期純利益を5億円と見込んでいます。
きらやか銀行 西塚英樹 代表取締役頭取「配当はもちろん継続していく。通期の業績を見込んだうえで配当も決断したい」
また、去年の株主総会で復配するとしていたじもとホールディングスの普通株式の配当については中間配当を見送り、期末配当に一本化するとしています。金額は1株あたり、年間5円です。
西塚頭取は、公的資金返済のためには銀行単独での黒字化経営を続ける必要があり、中長期的な経営強化を進めていきたいとしています。




















