パラリンピック正式種目のブラインドサッカーに親しみながら、仲間と協力し合うことの大切さを学ぶ教室が岩手県陸前高田市の小学校で行われました。

陸前高田市の高田小学校で行われたこの教室は、県人権啓発活動ネットワーク協議会が企画したもので、6年生25人が参加しました。

12日は仙台市を拠点に活動する「コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ」の選手らを講師に、児童たちがアイマスクをつけて目の見えない状態で体を動かしたり、シュートに挑戦したりしました。

(児童は)
「全く見えなくてもう不安しかありませんでした。みんなが声出してくれたおかげで、意外とうまくいけました」

また、ブラインドサッカー女子日本代表の鈴木里佳選手がボールの音やかけ声を頼りにシュートを披露すると、児童たちはその技術に驚き拍手を送りました。

(鈴木里佳選手)
「お互いに思いやりを持って補いあえば、みんな仲良く生活ができるんだよっていうことを知ってもらいたいと思って、活動を続けています」

子どもたちは声かけなどを通じて、助け合うことの大切さを学んでいました。














