冷え込む日が増え火災が増えてくる時期です。山形県天童市では、高齢者を対象にした火災予防の講習会が開かれました。

天童市は今月9日から15日までを「火災予防運動期間」と位置付けていて、家庭での火災予防や対処法を学ぶ講習会を定期的に開いています。

天童市消防本部消防課 東海林孝之 課長補佐「一般住宅での火災が多いこと、高齢者が火災に気づくのが遅れて犠牲になるケースが多々ある」

県によりますと、ことし9月末までに県内で発生した火災は234件で、その半数以上が建物での火災でした。

また、今年の火災で死亡した12人のうち9人が65歳以上で、高齢者の犠牲が多くなっています。

きょうは、市営住宅に入居する60代以上を対象に、市の消防職員が暖房機器使用の注意点や消火器を使った実演をしながら火災予防のポイントを説明しました。