秋の火災予防運動が全国で展開される中、11月11日、静岡市の地下街で地震による火災を想定した訓練が行われました。
訓練は震度6強の地震が発生し、地下街でガス漏れによる火災が起きたとの想定で行われました。地元の商店街の従業員など約180人が参加し、避難誘導や初期消火、救助活動の手順を確認しました。
この訓練は45年前の大事故を教訓に毎年行われています。
1980年8月16日、JR静岡駅前の地下街でガス爆発が発生。15人が死亡し、200人以上がけがをする大惨事となりました。
<紺屋町名店街 秋山真吾理事>
「もう一度その時の教訓を思い起こして、防災意識を高めていく。いつ大地震が起きてもおかしくないエリアなので、いざという時に迅速に動けるようにしっかりチームを組んでいくことがこれからの課題」
参加者は連携を確かめながら、いざというときの備えを新たにしていました。














