サッカー界のレジェンド・三浦知良選手と兄の泰年さんが少年時代を過ごした思い出の地にニュースポットが11月11日、オープンしました。サッカー王国・静岡の歴史と、兄弟の歩みをたどることできる貴重なアイテムが展示されています。
静岡市葵区七間町の一角にオープンした「GOAL BASE SHIZUOKA」。サッカー界のレジェンド・三浦知良選手と兄・泰年さん兄弟が歩んだ軌跡をたどるニュースポットです。
オープンは、知良選手の背番号にあやかり、11月11日午前11時11分。店頭で販売されているカフェメニューか、グッズを購入することで奥の展示スペースを自由に見学することができます。
<訪れたサッカーファン>
Q.そのユニフォームはヴェルディ?
「はい!カズさんといえば、スイカユニフォームかなと思ったのできょうはこの格好で来ました。僕は『静岡=サッカー王国』ということをどんどんアピールしていくべきだと思うので、こういう場を作ってくれたのは本当にうれしい」
<三浦泰年さん>
「これがカズが2年連続リーグ優勝した時のユニフォームと、その時の栄冠を持ってる」
Q. これもご本人が着用?
「これはカズが提供してくれて。僕が時間があれば、いつでもこうやって説明してあげたい。それくらいの気持ちで、思いを込めてやっています」
ほかにも、スパイクやジャージ、当時を思い起こさせる写真の数々が展示されています。
実はこの場所、かつて国内初のサッカー専門店『GOAL』があった跡地。三浦兄弟の父・宣雄さんが立ち上げた店でした。
<三浦泰年さん>
「ユニフォームの背番号の発着の手伝いをしたり、店番をしたりとかね。本当によく通ってました」
2017年に一度、立ち退きましたが、11月11日、三浦兄弟ゆかりの地に、思い出の『GOAL』が復活したのです。
<三浦泰年さん>
「サッカー文化の根付いた街なので、サッカーを通して色んな人に使ってもらえたらいいなって思っています」
Q.三浦知良さんもいずれ訪れる?
「来ると思います、もちろん。『ヤスさん、オシャレにしてよ』って言ってたんで。動画であったり写真送ったら格好いいじゃんって言っていたので、喜んでくれるんじゃないかな」
王国・静岡が積み重ねたサッカー文化。
その新たな拠点には、三浦兄弟の想いが込められています。展示物は今後、テーマを決めて入れ替わる予定だということです。
営業時間:午後2時~午後10時(日曜・祝日は午前10時~午後6時)
定休日:月曜・火曜・隔週木曜














