台風26号は11日正午現在、南シナ海にあって北上しています。
あす12日にかけて北上した後、13日には進路を東に変え、沖縄地方に近づき、14日午前9時に沖縄の南で温帯低気圧に変わる予想です。

台風が南海上にある前線を刺激します。
このため沖縄地方では、大気の状態が非常に不安定となり、台風が近づく前から雨の降り方が強まります。
【画像を見る】《雨と風の予想シミュレーション 11日正午~14日正午》
先島諸島では13日は暴風や大しけ、沖縄本島地方と先島諸島では11日から14日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
今後も最新の情報をご確認ください。
《北海道は局地的に大雪に 夕張で積雪33センチ》

一方、西高東低の冬型の気圧配置になっている北海道では、内陸を中心に局地的な大雪になっています。
11日午後1時の積雪は南空知の夕張で33センチを観測。
11月前半としては5年ぶりの大雪になっています。
あす12日になると、冬型の気圧配置は解消して雪はやみますが、路面状況の変化や、屋根からの落雪などに注意が必要です。
◇HBCウエザーセンター 児玉晃気象予報士














