五島市玉之浦町の大宝地区で、人に砂を投げつけて無病息災を祈願する伝統行事「砂打ち」が行われました。

「ギャー!いやー!」
砂を打ちつけて悪霊退散!長崎県五島市玉之浦町の大宝地区に伝わる「砂打ち」です。

砂をまくのは、顔や体を墨で塗り、藁を被った「サンドーラ」。
砂打ちは国の無形民俗文化財に指定されている大宝地区の秋祭りで、五穀豊穣や無病息災を祈願します。

これからも健康に過ごしていけるよう願って―。
普段は静かな大宝地区に泣き声と笑い声が響き渡りました。