台風により被害が出た八丈町の山下町長と東京都の小池知事が、きょう(10日)、ビデオ通話で意見交換を行い、山下町長は本格的な復旧や産業の復興に向け、引き続き、都の支援を要請しました。
台風の直撃から1か月が経った八丈島では、一時、最大およそ4100戸で発生した断水も12戸まで減るなど、復旧に向けた作業が進む一方、災害廃棄物が2万5000トンにのぼるなど、依然として影響が残っています。
八丈町の山下町長はきょう、東京都の小池知事とビデオ通話で意見交換を行い、「まもなく断水は解消する見込みで、ようやく日常生活を取り戻す兆しが見えてきた。」とした一方、被災者の住まいの確保や、農業や漁業、観光業などの産業の復興に向けて、「町と東京都で協働して実施していかなければならないと考えている」と述べ、都に継続的な支援を求めました。
小池都知事は「引き続き、島民のみなさんに寄り添った支援を行う」と応じ、都は被災地の支援などのため、補正予算の編成を行う方針です。
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