台風により被害が出た八丈町の山下町長と東京都の小池知事が、きょう(10日)、ビデオ通話で意見交換を行い、山下町長は本格的な復旧や産業の復興に向け、引き続き、都の支援を要請しました。
台風の直撃から1か月が経った八丈島では、一時、最大およそ4100戸で発生した断水も12戸まで減るなど、復旧に向けた作業が進む一方、災害廃棄物が2万5000トンにのぼるなど、依然として影響が残っています。
八丈町の山下町長はきょう、東京都の小池知事とビデオ通話で意見交換を行い、「まもなく断水は解消する見込みで、ようやく日常生活を取り戻す兆しが見えてきた。」とした一方、被災者の住まいの確保や、農業や漁業、観光業などの産業の復興に向けて、「町と東京都で協働して実施していかなければならないと考えている」と述べ、都に継続的な支援を求めました。
小池都知事は「引き続き、島民のみなさんに寄り添った支援を行う」と応じ、都は被災地の支援などのため、補正予算の編成を行う方針です。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は「平均100万円」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









