「顔を守る、頭を守ることが大事」

クマによる外傷。顔だけではなく手足を噛まれるケースが多く、手足から感染症にかかると命を落とす場合もあると宮下医師は警鐘を鳴らします。
宮下医師
「命の危険性で考えると、顔に関しては血行が良いので、顔がぐちゃぐちゃになっても治すことができる。噛まれるということは、口の中に「破傷風」と呼ばれる菌がいて、破傷風に関してはなると死ぬ確率が高い」
「軽傷」であっても命に危険が及ぶ可能性があるクマの脅威。
宮下医師はまずは出会わないようにすることが大切としたうえで、万が一、出会ってしまった場合の対処法については――
宮下医師
「おなかは内蔵がやられてしまうので、とりあえず顔を守る。頭を守ることが大事」
クマの出没は11月末までは続くとみられ、引き続き注意が必要です。














