「投資の世界では目標や欲求を持つことがとても大切」などと架空の投資話を持ちかけられ、山口県岩国市の会社員の女性(40代)が現金700万円をだまし取られました。

警察によりますと今年8月、女性はYouTubeに表示された投資に関する広告を通じて、著名人を名乗る人物と知り合いました。

SNSでやりとりしていたところ、「投資の世界では目標や欲求を持つことがとても大切」「AIを使用して合理的な投資計画や方向性を提案します」などと、株式投資や専用アプリのアカウント作成を勧められたということです。

話を信じた女性は9月、7回にわたり指定された銀行口座に現金計700万円を振り込み、だまし取られました。

やりとりを不審に思った女性が詐欺を疑い、警察に相談したことで被害が発覚しました。

警察は詐欺事件として捜査するとともに「SNSなどで知り合った人物が投資や事業経営に話題を移し、お金をだまし取る詐欺が多発している」と注意を呼びかけています。