山口県周南市の市文化振興財団で1億5000万円余りの使途不明金が発覚した問題です。公益法人を監督する知事の諮問機関、山口県公益認定等審議会が10日、県庁で開かれ今後、複数年にわたって再発防止策の取り組み状況の報告を求めることを確認しました。

審議会は非公開で行われ、2023年に1億5000万円余りの使途不明金が発覚した周南市文化振興財団に再発防止策などの取り組み状況を今後、複数年にわたって年に1回ほど報告させることを確認。

去年、銀行残高に4500万円余りの不足が判明した防府市シルバー人材センターには、法人として発生原因を分析し再発防止策などの報告を求めることを決めました。

両者とも年内に報告を求める考えです。