これまでクマが生息しない「空白地域」とされていた京都府木津川市では、今年初めてクマが目撃されたことを受け、市によるパトロールが行われています。

 木津川市によりますと、これまで市はクマが生息しない「空白地域」とされてきました。

 しかし、5月以降、約50件の目撃情報などが寄せられていることから、市は11月7日から車によるパトロールを開始。

 目撃情報があった場所を中心に職員が竹薮や茂みにクマがいないか見て回るほか、設置したカメラにクマが映り込んでいないか確認をしています。

(木津川市農政課・中島武史係長)「住宅地とかに現れて人体とかに被害が及ぶおそれがあれば、至急に京都府、警察と連携して対応していきたいと思っております」

 パトロールは12月26日まで行われます。