佐賀県小城市にある遮断機と警報器がない「第4種踏切」に、県内で初めて事故防止の簡易遮断機が設置されました。

簡易遮断機が設置されたのは、小城市三日月町にある遮断機と警報器がなかったJR唐津線の「第4種踏切」です。
「第4種踏切」をめぐっては各地で事故が相次いでいて、地元の住民や警察などを対象にした説明会が開かれました。

今回設置された簡易遮断機は、通行人が自ら開閉するもので、住民たちは遮断機の使い方や、異常を発見した際の対応方法などを学びました。

地元住民
「軽くていいと思いますよ。この辺に立っているだけで(列車から)上り下りの警笛が鳴らされるんで」

JR九州 佐賀鉄道事業部 西川貢 課長
「通行される方が操作をすることで一旦停止を促す効果があるかなと思っています」
佐賀県内に31カ所ある「第4種踏切」に簡易遮断機が設置されるのは今回が初めてで、JR九州は今後も安全対策を進めていきたいとしています。














