霧島市の国宝・霧島神宮で最新の防災施設が完成し、披露されました。
霧島神宮は、3年前の2月に、県内唯一の国宝に指定された建造物です。
このほど本殿、幣殿、拝殿を災害などから守る防災施設が3年をかけ整備され、完成しました。
およそ180人の招待客の前で神事が行われた後、設備が紹介され、実際に放水が行われました。
女性一人でも操作しやすいように工夫された放水銃や、敷地内に埋設された放水銃を職員が操作・稼働させ完成を報告し、ポール式自動首振り放水銃も披露されました。

(招待客)「すばらしい設備で国宝が守られていいなぁと思う」
(霧島神宮 上牧瀬章洋・権禰宜)「この国宝・霧島神宮を未来に受け継ぐために、神職・職員一同で本殿の維持、崇敬者の皆様に霧島のすばらしさを伝えていきたい」
総工費はおよそ8億円で、炎・煙検知器や地下に240トン貯水できる消火水槽が新たに整備されたということです。














