鹿児島女子短期大学に、かつて教授を務めたこともある椋鳩十の文庫が新設されました。
鹿児島女子短期大学の附属図書館に新しく設置されたのは「椋鳩十文庫」です。
50年ほど前、11年にわたり鹿女短の教授と附属図書館の館長を務めた椋鳩十の生誕120年と、大学の創立60周年を記念して新設されました。直筆の原稿や今は絶版となった詩集など貴重な資料が並びます。
(学生)
「直筆で書かれた原稿は貴重な資料だと思う」
「小学校以来(椋鳩十の本を)読んでいないので、一冊の本を最初から最後まで読んでみたい」
(記者)「椋鳩十文庫には意外な展示もされている、こちらは山形屋の広報誌。40年以上前のもの」
「ごく日常的な資料にこそものの考え方や感じ方が宿る」という椋の考えから、これまで保存してきた県内企業の広報誌や県内で出版された文芸誌なども展示されています。
(鹿児島女子短期大学 村若修・学長)「管理はしていたが公開する機会がなかった貴重な展示。この機会に鹿児島の作家としての椋鳩十を顕彰してもらいたい」
椋鳩十文庫は12月13日までの間、学生以外も無料で観覧できます。事前予約制で大学のホームページから受け付けています。














