免疫力を強める「強めんえき習慣」〜食事編〜

<(1)食事をとるタイミング(リズム)が規則的>
免疫力を強める要素の1つは食事のリズム。人の身体には1日周期のリズムがあり、体温・血圧・ホルモン分泌などを調整しています。この仕組みを「体内時計」と言い、免疫に大きく影響しているそうです。体内時計が乱れると、正しい働きをしにくくなり、免疫力の低下につながってしまうのだとか。体内時計を整えるには、毎日同じ時間に起床・就寝したり、同じ時間に食事を摂ったりすることが重要だそうです。

<(2)食事のバランス>
免疫力を強めるには、食事のバランスも重要。1日に必要なエネルギー量を確保した上で、たんぱく質を13〜20%・脂質20〜30%・炭水化物(食物繊維を含む)50〜65%のバランスで摂取することが大事だそうです(※アルコールは化学的にも栄養学的にも炭水化物とは異なるため含まれない)。

<(3)食事のボリューム>
免疫力を強めるには、腹八分目の適度な食事量を心がけましょう。食事の量が多いと、皮下脂肪や内臓脂肪が増えてしまいます。体内の脂肪が増えると「サイトカイン」と呼ばれる炎症物質の分泌が増え、免疫細胞の働きが鈍ることが分かっているそうです。