「ベビーカステラ、どうですかー?」
街に賑わいを創りだして活性化させようと、新潟市中央区の小学生が地元食材を使った商品を開発し、信濃川河川敷のマルシェで販売しました。

秋晴れの河川敷・やすらぎ堤で開催されたマルシェの売り場に立つのは、南万代小学校5年生の児童たちです。



総合的な学習の一環で人口減少問題について考え、解決するには街を活気づけることが大切だとして、マルシェの開催を決めたそうです。
販売する11種類の商品は地元の店とのコラボで、1か月かけて開発しました。
「おいしさとおいしさを組み合わせて作るのが、楽しかった」
「新潟の人口減少抑えるために、少しでも力になれたらなと思って」
子どもたちの元気な声に誘われたお客さんたちがオープンから続々と集まり、予定より早く1時間ほどで目標の100人を達成しました。
「一生懸命ですね。橋の上から勧誘されて…」
子ども達の頑張っている様子に、保護者たちの表情もほころんでいました。
「ベビーカステラに柿の種がザクザクしておいしい」
「こっちまで元気をもらって、楽しくなって、うれしくなった」
「子どもたちにとって学ぶこともいっぱいあったと思う」
子どもたちは今後、マルシェの効果を振り返り、活気をもたらすためにできることを考えていくということです。















