一方、国内向けの新たな戦略の一つも動き始めていました。いろは堂が手がけるサービスを利用しているのは松本市に住む岡田豊さん。

いろは堂が新たに始めたのは、「サブスクおやき」です。

岡田豊さん:「僕は12個入りで頼んでいるので。(お気に入りの味は?)野沢菜とぶなしめじ。なので、ぶなしめじが3つ。いつも少し多くお願いしている」

月額を支払えば、おやきが定期的に届く仕組みで、2240円+送料の8個セットから32個のセットまであり、配送頻度も選べます。

現在は180件以上の登録があり、実にその9割が県外だといいます。いろは堂のシール製造を担当する企業に勤める岡田さんは、奈良県出身。県内に赴任してきて、いろは堂のおやきを知りました。

岡田豊さん:「全部の味を食べてみたいなとスタートして。中に野菜がすごく多い。野菜もとれることもあって、継続して食べている」