長年にわたって、社会的に功績を上げた人に贈られる「秋の叙勲・褒章」の伝達式が、きのう(5日)山形市の文翔館で行われました。

叙勲と褒章は、社会の様々な分野や公共性の高い業務で功績をあげた人に対し贈られるものです。

今年は県内から47人が選ばれ、知事伝達分としてきのう29人に旭日章、瑞宝章、褒章が贈られました。

公共的な業務に長年尽力した人に贈られる瑞宝章は、保育士として約30年活動している山本幸子さんに贈られました。

幼保連携型認定こども園 愛真こども園 山本幸子さん「身に余る章をいただき、身が引き締まる思い。みんなと力を合わせて助けていただいてここまで来たなと思って、そのうえで皆さんに感謝を申し上げたい」

また、西川町消防団に32年間所属している押野一雄さんには「藍綬褒章」が贈られました。

西川町消防団 副団長 押野一雄さん「まっすぐにうれしい気持ちでいっぱいです。我々はいったん呼び出されると夜中でも行かないといけないので、その時に送り出してもらっているのはありがたい、感謝でいっぱい」

式典の後の記念撮影で受章した皆さんは晴れやかな表情を見せていました。