地域と企業がともに成長するために必要なものは何か。そんな山形の未来を考える式典がきょう、山形市で開かれました。

中小企業の経営者500人以上が参加する県中小企業家同友会が今年で40周年を迎えました。

きょうは、山形市で記念式典が開かれ長年会員として山形の地域経済を支えてきた企業などに表彰状が贈られました。

また地域経済の再生や中小企業の発展に取り組んできた拓殖大学の山本尚史教授を招き、「企業と地域がともに成長するためのヒント」をテーマに講演が行われました。

山本教授の言葉「おそらく地域経済で一番重要なのは信頼できる人が、俺紹介するよっていう一言」

地域経済を循環させるためには企業の情報交換と交流が必要と山本教授は話します。

県中小企業家同友会会員「自社のことだけでなく地域の未来を考えながら経営していくことが大切。長年同友会に携わる人の話を聞いて勉強になった」

県中小企業家同友会 創立40周年記念式典 小川大輔 実行委員長「地域課題は山形にとって大きな問題。一社だけでなく連携して同友会の活動を通して地域課題を解決していくことが重要」

参加した経営者たちは地域に必要とされる企業とは何かとこれからの山形について真剣に考えているようでした。