消費者庁はきょう(6日)、「シミが完全消滅」などとうたい、美容クリームを販売していたとして、東京の通信販売会社「BIZM」に業務を一部停止するよう命じました。

消費者庁によりますと、東京・品川区の通信販売会社「BIZM」は少なくとも今年2月から4月までの間に、ウェブサイトで「誰でも確実に7日でシミが完全消滅」などとうたい、美容クリーム「スキンヴィーナスプレミアム リペアクリーム」を販売していたということです。

消費者庁は、この表示が誇大広告で特定商取引法に違反するとして、「BIZM」に対し、きょう(6日)から来年5月までの6か月間、新たな申し込みの受け付けや契約など、一部の業務を停止するよう命じました。

このほか「BIZM」は、商品のサイトで「初回限定1980円」「購入回数のお約束なし」などと表示していたにもかかわらず、実際には商品を2回目以降購入しない場合、解約料1万1055円を請求していたということです。

「BIZM」をめぐっては、去年11月から今年9月までに45都府県からおよそ4500件の相談が寄せられていました。

消費者庁は注意喚起として、ネット通販を利用する際は最終確認画面のスクリーンショットを保存するなど注意を呼びかけています。