大分県宇佐市内の公営住宅団地管理組合で班長を務めていた42歳の男が、組合の預金口座から現金およそ14万円を引き出し、横領したとして逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、宇佐市出身で住所不定、無職の42歳の男です。
警察によりますと、男は2023年8月28日から9月22日にかけて、複数回にわたり組合の預金口座から現金を引き出し、合わせて14万2000円を横領した疑いが持たれています。
男は、24世帯が加入する公営住宅団地管理組合の班長として、組合費の管理や出納業務を担当していました。
2023年11月、団地の電気代が引き落とされないことを不審に思った組合員が「班長が管理費を使い込んでいるようだ」と警察に相談。警察が男から事情を聞こうとしましたが、行方が分からなくなっていました。
警察は今年10月20日、男を別の窃盗容疑で逮捕。その後の捜査で横領の容疑が固まったため、逮捕しました。
男は容疑を認めているということで、警察は余罪の有無も含め、経緯を詳しく調べています。














