青森県立中央病院と青森市民病院を統合して県と市が共同経営する新たな病院の整備方針について検討する会議が10日開かれ、立地場所に対する意見を有識者から聞き取りました。

県と市が共同経営する新たな病院の検討対象地には、旧県立青森商業高校と県病の敷地、青い森セントラルパーク、野球場を除いた県総合運動公園の3か所が示されています。1会議では地震学やまちづくりなどの有識者5人が出席して、災害や救急搬送など4つの観点からそれぞれ意見を述べました。

※吉田茂昭 県病院事業管理者
「我々が思いつかないこともいろいろとご指摘いただいたりした訳ですけどさらに深く検討を重ねてこの案件を進めたい。」

調整会議の事務局によりますと今後は大学や医療関係者にも意見を求めるなどして2023年度中に病床規模や経営形態を含めた基本構想と基本計画を策定する予定です。