11月に発生した台風、日本に接近する可能性もあるということです。気象庁の発表によりますと、台風第26号(フォンウォン)は7日午前9時現在、フィリピンの東にあり、今後勢力を急速に強めながら北西へ進み、週末には「非常に強い」勢力となってフィリピンに接近する予想です。中心の気圧は975ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル、風速25メートル以上の暴風域を伴っています。
気象予報士の前田智宏さんは、「11月に台風が発生すること自体は珍しくないのですが、日本に接近するとなると珍しいことになりそう」と見ています。フィリピン付近まで進んだ後の進路、10日から12日にかけては、台風の中心が北よりに進路を変える予想になっていて、その後、偏西風に乗れば、一気に東寄りの進路になる可能性もあるということです。台湾や沖縄、あるいは本州の南に進んでくる可能性があり、来週にかけて台風の動向には注意していく必要があるとしています。














