北海道上川地方の美瑛町と上富良野町にまたがる「十勝岳ジオパーク」で、4年に1度行われる再認定審査を前に、3日から審査員が現地調査を行っています。
「十勝岳ジオパーク」は、十勝岳の火山活動と開拓が生みだした美しい景観をはじめ、大正泥流からの復興の歴史など貴重な地域遺産が存在することなどが評価され、2022年1月28日に日本ジオパークに認定されました。
現地視察は3日から、ユネスコ世界ジオパークに認定されている新潟県糸魚川の現地スタッフなどの2人で行っています。
審査員の2人は5日、美瑛町の三愛の丘展望公園を訪れ、ジオパークガイドから美瑛・上富良野の農業と十勝岳噴火の関わり、観光客との関係やヒグマとの共生などについて説明を受けました。
また環境省などからもヒアリングをし、美瑛町・上富良野町の間だけでなく、関係機関との連携や役割分担がしっかり行われていることを確認したということです。
現地調査は6日まで行われ、再認定審査の結果は2026年の1月に発表される予定です。














