一方、こちらは、昼ごろの居酒屋の空き時間のキッチン。

松江市の栄養士・稲田幸恵さんが、たった一人で調理しているのは…

(記者:今日は何人分のおかずを作るんですか?)
稲田幸恵さん
「8家庭分作って、ひと家庭が大人4人前という設定なので、32人分の酢の物です」

作っているのは、注文を受けた家庭に届けるお総菜。
この日は、かぼちゃの煮物や、小松菜ともやしのごま和え、肉じゃがなど、計6種類。

手作り総菜4人分を、冷蔵状態で自宅や職場に配達するサービス、名付けて「おかえりごはん」です。

松江市の家事代行サービス「カジサポ」が9月からはじめた事業で、メインターゲットは、子どものいる共働き世帯。

献立決めから調理まで担当する稲田さん自身も、3人の子供を育てるお母さん。
「おかえりごはん」利用者のいちばんの理解者でもあります。

稲田幸恵さん
「やっぱり(献立を)考えるのも大変だし、買い物に行くのも大変だし、作るのも大変だし、ほんとにごはんのことって大変だなと自分でも思ってるんですけど、総菜配達のサービスもあったら助かるよな、っていうかんじで始めました」
稲田さんの作る総菜には、母として、栄養士としての、こだわりも。
調味料は、無添加のものを選ぶこと。
食材はなるべく旬のものを使うこと。