かつては元横綱・輪島も 阿佐ヶ谷での大学時代で左四つの「勝ちパターン」を確立

大学時代は、自分の「勝ちパターン」を確立した時期でした。立ち合いからすばやく自分十分の左四つに。

遠藤選手が所属した日本大学相撲部では、48人の部員は東京、阿佐ヶ谷の寮で寝泊まりし、稽古に励んでいました。

角界にも多くの力士を輩出し、その筆頭格にあげられるのが七尾市出身の元横綱・輪島です。

2012年には全日本相撲選手権で優勝し、「アマチュア横綱」の称号を手にしました。国体の個人戦に続く2冠を達成していて、角界入りとなれば幕下10枚目格と、関取目前の地位で初土俵を踏む状況でした。

遠藤聖大選手(大学4年生のころ)「(アマチュア横綱になって)最初はけっこう余韻に浸っていたんですけど、ちょっとずつ、もう余韻には浸ってないですね。切り替えはできているので。年も変わったことですし」