人手不足が問題視されるバスの運転手ですが、北海道のバス会社が、11月から「運転手ファースト」の取り組みを始めました。

札幌市内を走る路線バス。

一見、いつもの光景と何も変わりないかと思いきや…。

和久井有紀乃 記者
「見てください!バスの運転手さんがサングラスをしています!かっこいいです!」

バスの運転手が着用しているのは反射の光などまぶしさを軽減して視界を見やすくするタレックス製の「偏光レンズ」のサングラスです。

北海道中央バスとグループ会社は運転中のまぶしさや照り返しなどから眼を守ってもらおうと、11月から希望者に「偏光サングラス」の着用を認めました。

和久井有紀乃 記者
「全然まぶしくない!目を開けていられます。赤もしっかりわかる、緑と」

曽根崎 康輔 運転手
「目に優しくて光が入ったときに非常に見やすい。(冬場は)雪の反射がとにかく大きいと思うので、これから冬場非常に助かるアイテムだと思う」

北海道中央バス 労務部給与課 早野東治 給与課長
「今年に入ってから試験着用をした。疲労の軽減・視認性の向上・安全性の向上を図って働きやすい環境につなげていきたい」

運転手のタレックス製のサングラス着用を認めるのは、北海道のバス会社で初めてということです。