「インフルエンザ」患者数去年同時期の7倍に

インフルエンザの感染者数は9月下旬から増え始め、10週連続で増加。
10月21日~27日における定点あたりの患者数は6.29人と、去年の同じ時期と比べ約7倍となっています。
厚労省HPによると、注意報の基準となる「10人」を超えているのは東京・埼玉・千葉・神奈川・沖縄で、全国で1015の学校が休校・学級閉鎖しており、前の週と比べると約3倍に増えています。(10月20日~26日)

流行しているインフルエンザは「A型」です。
毎年流行期があり、急激な発熱と激しい症状が特徴です。
今年は咳がひどくなりやすく、吐き気・おう吐・下痢・腹痛の頻度が高くなっています。
都内のいとう王子神谷内科外科クリニックでは、インフルエンザ検査の陽性率が約7割、そのうち9割がA型ということです。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
連休を含めた週末も爆発的に感染者が増えて、もう本当にパンクしている状態です。通常の年よりも2か月以上早い大流行だと思います。
インフルエンザだけではないのがまたわかりにくくて、ノロウイルスも多いし、それからマイコプラズマや溶連菌やコロナもいたりします。














