富山県の砺波市庄川町で、特産の「庄川ゆず」の収穫がピークを迎えています。
庄川ゆずは、厚い皮と酸味の強い香りが特徴です。

富山県西部に位置する砺波市庄川町金屋の真田猛さんの畑では、収穫のピークを迎え傷をつけないように丁寧に実を摘みとっていました。
庄川ゆずを育てて50年以上になる真田さんによりますと、ことしは夏の猛暑で生育が遅れていましたが、先月末から急に冷え込んだため、寒暖差で実の色づきが一気に進んだということです。

庄川ゆずは、豊作になる「表年」と収穫量の少なくなる「裏年」が交互に繰り返されますが、生産組合によりますと「表年」となる今年は、去年の3倍以上となる約5トンの出荷を見込んでいるということです。

金屋ゆず生産組合 真田猛組合長
「やっぱりうれしいです。去年がひどすぎたから。寒い時期になれば何でも使えますからゆずの香りを楽しんでほしいです」

収穫した庄川ゆずは、今月15日からはじまる庄川ゆず祭りなどで販売されます。















