高知県安芸市で行われている阪神タイガースの秋季キャンプに4日、藤川球児監督が合流しました。

投手陣に熱い視線を送る藤川球児監督(後方)

真っ先にブルペンに向かった藤川監督は、今シーズン3試合に登板し、2勝をマークした去年の育成3位早川太喜投手、今シーズン12試合に登板した門別啓人投手や9試合に登板した富田蓮投手、去年のドラフト2位・今朝丸裕喜投手らに熱い視線を注ぎました。

投球フォームを入念にチェックしアドバイスする藤川球児監督(左)右は木下里都投手

中でも今シーズン11試合に登板した木下里都投手には、フォームを入念にチェックし、身振り手振りを交えながらアドバイスしていました。

身振り手振りでアドバイスする藤川球児監督

阪神安芸キャンプには、若手を中心に26人が参加していて、藤川監督は「1年前にファームで行っていた選手たちの練習スタイル自体が全く違う。凡事徹底の姿勢とか没頭をテーマに掲げているだけあって選手たちは本当に伸びている。ピッチング練習見てても、良くなろうと取り組んでいるのが手に取るように分かるので、すばらしい。タイガース大丈夫ですよ」と選手たちに太鼓判を押していました。

時折サングラスを取り投手陣に視線を送る藤川監督

阪神タイガースの安芸キャンプは今月17日までで、10日には高知市出身の藤川監督と高知ファイティングドッグス出身の石井大智投手に、プロスポーツ部門として初めて「高知県スポーツ顕彰」が授与されるほか、高知市内でリーグ優勝記念パレードが予定されています。