■台風25号(カルマエギ) フィリピンを通過後 南シナ海で勢力維持

気象庁の午後6時45分の発表によると、強い台風25号(カルマエギ)は、フィリピンの西にあり、西へ時速20キロで進んでいます。 中心の気圧は975ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルです。全域65キロの暴風域を伴っています。

台風25号は、5日午後6時には、強い勢力を保ったまま南シナ海へ進む予想です。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなる見込みです。暴風警戒域は全域210キロになるでしょう。

そして6日午後3時には、非常に強い勢力に発達する見込みです。引き続き南シナ海を西へ時速30キロで進む予想で、中心気圧は955ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想されています。

いっぽう7日午後3時には、ラオスに進み、勢力をやや弱める見込みです。中心気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなるでしょう。その後、8日には熱帯低気圧に変わる予想です。