2025年は「昭和100年」にあたる年です。
『昭和の常識』と『令和の常識』。
その違いを見ていくと、たった数十年でがらりと変わった"価値観"と、私たちを取り巻く環境の変化が見えてきます。
地域社会や経済に関する調査研究を行っている長崎経済研究所の県民アンケート「リサチャン」より。調査期間:10月9日~16日回答数:411人(長崎県内に住む18歳以上の男女)「昭和では当たり前」でも「令和では当たり前ではない」ものについて聞きました。
1位は「水分補給の禁止」 “我慢が美徳”の時代

学校編で最も多かったのは、「体育や部活動中の水分補給の禁止」(70.8%)でした。
今では熱中症対策として水分補給は欠かせませんが、昭和の頃は部活中に喉が渇いても「休憩まで我慢」が当たり前、という学校も多くありました。
今から見れば危険な習慣ですが、当時は我慢を美徳とする風潮があり、根性教育の象徴ともなっていました。
  












