運行トラブルが相次いだ熊本市交通局を立て直すため、路面電車の専門家が新たに採用され、今日(11月4日)、辞令が交付されました。
今月1日付で採用された福島孝一郎さんは長崎市出身の63歳。
長崎電気軌道で車両や施設管理の責任者を務めた他、宇都宮ライトレールの開業準備に携わるなど、路面電車の専門家として40年仕事をしてきた実績があります。

熊本市電で運行トラブルや事故が相次いだため、安全運行に向けた体制の構築が期待されています。
福島孝一郎さん「現場を見て職員とコミュニケーションを取ってからの対応かなと。表だけではなく、中の神髄に迫らないと良い改革はできない」

交通局では交通事業管理者に次ぐナンバー2の首席審議員に就き、人材育成などにあたる予定です。














