吉川晃司さんと布袋寅泰さんによるユニット「COMPLEX」。2人のライブなどで集められた寄付金を活用し、石川県輪島市に子どもたちの新たな遊び場が完成しました。


久々江アナ「輪島市に新しいアーバンスポーツの施設がオープンしました」

1日、輪島市の商業施設「ワイプラザ」の敷地内にオープンしたアーバンスポーツ施設、その名も「NOTOCOMPLEXPLAYGROUND」。


施設には、公式大会でも使用できるコートサイズの3人制バスケットボールエリア。装備を付けて初心者でも安全に楽しめるスケートボードエリア。さらに鏡張りになっているダンスエリアが設けられています。

施設の整備に活用されたのが、吉川晃司さんと布袋寅泰さんによるユニット「COMPLEX」の寄付金。

2025年1月、能登半島地震を受けたチャリティーライブの収益金、約13億円を県に寄付し、県が助成先を募集。1次公募で採択されたのがこのNOTO COMPLEX PLAYGROUNDでした。

久々江アナ「今仮設住宅が建っているこの場所は震災前、小学校のグラウンドでした。震災以降、課題となっているのが子どもの遊び場の確保です」

輪島市内に住む人「震災以降は運動場も狭くなっているし、走れる範囲は小さくなったと思う」


輪島市によりますと、子どもたちの貴重な遊び場だった学校のグラウンドや公民館など、21か所に仮設住宅が建てられ、体を動かす場所が喫緊の課題となっていました。

待ちに待った遊び場の完成に当の子どもたちは…

子どもたち「毎回駐車場でスケートボードをやっていて、狭くて滑りにくかったが、こういうところができて滑れるようになったから嬉しい」「外だとガタガタ出スケートボードがしにくいから嬉しい」

一般社団法人NOTO PLAY GROUND代表理事・谷遼典さん「部活動ではないので、気軽に来てほしい。きょうはバスケ、きょうはスケボー、きょうは踊ってみようかなと、自由に自分で選んで遊べるように楽しんでほしい」


NOTO COMPLEX PLAYGROUNDは、無料で利用でき、今後プロ選手を招いたスクールやイベントの開催も予定しています。