高校ラガーマンの夢舞台、花園を目指す全国高校ラグビー富山県大会の決勝が3日に富山市内で行われました。富山第一が合同チームを破り、7年連続で花園出場を決めました。

決勝は7連覇を目指す富山第一と県内5校の選手で構成された合同チーム「T-HAWKS」が激突しました。
試合が動いたのは前半5分に富山第一の松田直幸が先制トライを決めます。
勢いに乗った富山第一は強力なフォワード陣がゴール前まで押し込み高校日本代表候補でキャプテンの越智伊織のトライでリードを広げます。
前半29分、越智がスクラムのサイドアタックからタックルを受けながらも持ち前のパワーを生かして再びトライ。
さらに、前半ロスタイムには越智からパスを受けた加藤大雅がトライ。富山第一が28対0の大量リードで折り返します。
何とか食らいつきたい合同チームは後半14分じりじりと5mライン付近まで攻め込みますが、富山第一の固いディフェンスを崩せずトライを奪うことができません。
最後まで攻撃の手を緩めなかった富山第一が45対0と合同チームに完封勝利で、7年連続の優勝。17回目の花園への切符をつかみました。

富山第一 越智伊織主将
「自信はあったが、合同チームも強いし、そこをしっかりと勝てたのでうれしかった。ここで慢心しているのではなく、本戦まで1か月半しっかりと磨いて花園でしっかり勝ち切れるように頑張りたい」
富山第一は12月27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する全国大会に県代表として出場します。














