大阪管区気象台は3日、近畿地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表しました。

気象台によりますと、近畿地方は西高東低の冬型の気圧配置となり、北よりの風が強まりました。「木枯らし1号」の発表は去年より4日早く、近畿に冬の便りが届きました。3日午前11時までに各地で観測された最大瞬間風速(風向、観測時刻)は下記のとおりです。

大阪 10.8m/s(北、午前10時52分) 
神戸 13.3m/s(北北西、午前9時43分)
京都 9.5m/s(西北西、午前9時11分)
舞鶴 14.8m/s(北北西、午前9時34分)
彦根 16.4m/s(北西、午前8時50分)
奈良 11.5m/s(北北西、午前10時47分)
和歌山 15.8m/s(北北西、午前10時26分)

近畿地方の「木枯らし1号」の発表は、二十四節気の「霜降」から「冬至」までの間で西高東低の冬型の気圧配置になった日に北よりの風が吹き、最大風速8m/s以上が初めて観測された際に発表されます。