1日、山形県南陽市長岡の長岡南森遺跡の南側で、クマを警戒しパトロールをしていた南陽市の職員が熊に襲われ大けがをしました。
市はその日のうちに3か所に箱ワナに設置しましたが、3日朝の時点で、クマはワナにかかっていないということです。
南陽市では、先月29日、赤湯小学校の玄関にクマが突進しガラスが割られる被害が出たほか、31日にはグラウンドにクマのような足跡がみつかり市や警察などが警戒を強めていました。
1日は、クマの警戒にあたっていた市職員がやぶから突然出てきたクマに襲われ、右の手のひらを骨折する大けがをしています。
また1日午後6時半ごろには、赤湯小学校近くの稲荷森古墳の近くでクマが目撃されています。
こうした事態を受けて南陽市は、クマの捕獲のため3か所に箱ワナをしかけていました。
南陽市ではクマがまだ付近に潜んでいる可能性もあるとして、注意警戒を呼びかけています。














