1万人を超える市民らが参加し豪雨と地震の複合災害を想定した大規模な防災訓練が2日石川県かほく市で行われ、災害時の連携を確認しました。

この防災訓練は関係機関の連携の強化と県民の防災意識を高めるため県が毎年行っているもので2日は消防や自衛隊など101の関係機関と約1万人の市民が参加しました。

訓練は未明に線状降水帯が発生し豪雨となった後、かほく市で最大震度7を観測する地震が発生した想定で行われました。

能登半島地震での課題を踏まえ、孤立集落が発生した時の対策や乳児連れなど要配慮者への対応が新たに盛り込まれ、参加者たちが災害時の対応を確認していました。

馳知事「いざという時に備えて、それぞれの組織、団体の良いところを連携して発揮できるように、この連携が一番の大きな成果だと思ってます」

能登半島地震では、19日間にわたり24地区で最大3345人が孤立したほか、広域避難に伴う避難生活での環境改善が課題として挙げられています。














